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河原町アートの日、参加してきました☆ イベントが終了すると軽い興奮をなだめるのに1~2日を要します。 パリを思わせる開放感のある空気。 展示の自由度も高い。 この雰囲気が好きで人が集まっているから、空気が淀んでいない。 こういう場所を探してた。 はじめての参加をお祝いして、オルゴールの奏者が演奏をしてくれた。 私が選んだのはクラシック。 最後の演目は偶然にも(?)大好きな“Ave Maria” 今も耳に残っています。 この日の出会いを通して、以前観たロシア映画のことを思い出す。 記憶がおぼろげなのですが、、、 (タイトルわかる人がいたら教えて欲しい) 暮らしがあまり豊かでないらしい田舎に暮らす家族 横暴な父親から逃れるために娘を連れて母親は逃げ出すのだけど見つかってしまい母親は死亡(原因は暴行によるものか、自殺か忘れました) その時に娘はトラウマにより口がきけなくなってしまい、感情が起伏する際に激しい頭痛に襲われることになります。 それから、父と娘は二人暮らし。 娘が唯一落ち着く場所は蝋燭を灯した穴倉のような場所。 数年後成長した娘を父親はある男に売る。 その男は無口で朴訥な感じ。 最初は女性の扱いも不器用で粗野だし、彼女も心を開きません。 淡々と暮らす中で二人の関係は少しづつ変化を見せます。 時々彼女は好きな物をもらうと嬉しそうな様子を見せ感謝の言葉を声にならない声で伝えようとするのです。 ある日男は関係を持とうと試みるのですが、拒否られてしまいます。男も無理に押しとおすことはしませんでした。 それを機会に男は辛抱強くなります。 女への接し方も変化して、喜ばすことを多くするようになります。 そして、ついに強制することなく二人は関係を結ぶことになるのです。 女は何かを作ることが好きなので、男は大きなアトリエを彼女にプレゼントします。 その瞬間彼女は歓喜に満たされて、グルグルと周ります。 同時にその大きすぎる幸福感(感情の起伏)は持病の頭痛を引き起こしそのまま亡くなってしまうのです。 最後の場面は洞窟の中でたくさんの蝋燭に囲まれた男の一点を見つめる男の表情で終わります。 彼女を想い、弔っていたのでしょうか。 この映画みたあと悲痛な感じがないんですね。 “愛を知る”ってこういうことなんじゃないですかねー? ただただ美しいの。 男の中に在る純粋な魂、、、を引き出してくれたのが彼女の存在だったのかな、と。 で、まあ、なんでこの映画を想い出したかっていうと、アートの日で出会った人にそういうものを見たということ。 時々、とても美しくて繊細な感性を持った人に出会うことがありますが、そういう瞬間はすごく貴重ではないかと思うのです。 心が震えるような幸福感。 作品に昇華できたらいいな。 ロシア、東欧、北欧、アジア、南米、、、いい映画たくさんあるよね。 アートの日、また参加します!
by potte-botte
| 2013-02-12 22:14
| Journal 日記
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