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面白い記事を見つけたので紹介します。 香山リカ氏の記事(←クリックでリンク先に飛びます。 リンク先の記事は消される可能性があります。) 香山リカさんの著作はタイトルやテーマが面白くて、今までも何冊か読んでいます。 正直な感想を言うといつも消化不良で終わる感じがありました。 本を読むということは、その本の中にたったひとつの言葉でいいから何かを見つけたいからですが、それが見つからない・・・だから相性が悪いのかなーと最近は著作を読まなかったんですけど、この記事にはそれがあった(笑 やはり、この方は精神科医の場所から社会を見る視点が鋭い。 記事の中から心ひかれた部分を抜粋、転載↓ 「先生、精神科医のできることって何だろう、と考えちゃうんだよね。なんと言うかな、"心のケア"なんて余計なことを考えず、せめて自然な回復力が発揮される邪魔をしないようにする。それが私たちのできることじゃないかな。」 なんというかこの頃、医療のできること、すべきことって『生きる邪魔をしない、死ぬ邪魔をしない』ということなんじゃないかな、って気もするな」 著者の中川仁一氏は、老人ホームの付属診療所で働く70代の医師だ。中川氏は多くの高齢者を看取る中で、「もっとも理想的な死に方は、点滴、酸素吸入などの医療行為をいっさい受けない"自然死"だ」と結論づけている。 ーーーここまでーーー 先月、おばの見事な最期に対峙して、これこそ理想の死ではないかと清々しいまでの美しさを感じた。 延命治療を受けずに、苦しまず、食欲も自然になくなり、三日くらい体が不自由になった後息を引き取っていた。 生前の笑顔だけが心にあって、なんでこんなにきれいに死ねたのだろう・・・ってすごく不思議で、そのことをずっと考えてるんだけど、あらゆる欲や執着心から解放されて自己ではなく他を想う気持ちしかなかったのではないかなー。 自己を滅するというのでしょうか。 それで、思い出すのが韓国の映画、 仏題:Printemps, été, automne, hiver,...et printemps 日本語に訳すと、春、夏、秋、冬、、、そして春 になります。 この映画は深すぎて、見るたびに学ぶところがあるのですが、 池に浮かぶお寺の住職さんが自分の任務を終えたと思えるところで、紙に墨汁で「閉」と書いて目、口、鼻に貼り付けて小舟の上に座禅をくみ火に焼かれて自ら終末を迎えるシーンがあります。 一般的に自殺とされる行為ですから、忌み嫌われてしかるべきなんですが、どうもこの映画ではそんな悲愴な感じがないんですね。 終わるべき時に自分で「閉める」ただそれだけ、という感じ。 自然の在り方にも似た逆らわない生き方、というのかな。 たくさん持たない生き方。 むしろ捨てて行ったからこそ、ごく当たり前のように自然に還れる。 先の香山氏の言葉に戻ると “医療のできること、すべきことって『生きる邪魔をしない、死ぬ邪魔をしない』ということなんじゃないかな”という個人の死生観に対する究極の尊重というものがこれからは必要になるのじゃないかな、と思っています。 私も身軽でいいと言いながら、将来のことを考えると終身保険に入っておこうとか、まあそれは周囲に迷惑をかけくない気持ちとか、体が自分の思い通りにならなかったり病気をしたりということもあるだろう、と予想するからなのですが、ふとそういう守りに入っている自分に気づくわけです。 そんで、どこまで生きたいんだよ、お前・・・どこまで洗脳されてんだよ!?ってw 形で規定したり、幸・不幸で測るのはやめたい。 他人にひけらかしたい幸福なんて重たい荷物のひとつだから。 ここまで人と異なる生き方をしてきて、安心の老後もないだろうと、我ながらヤキが回ったなーと思うけど、例えば、自分でプログラムする天命というのかな、こうありたいと願う“閉”を想像することは可能だと思う。 つまり、終末に向かって恐れることなく生命を存分に燃やしなさい、ということかな。 おばとお坊さんの死は異なるのに似ている印象をうける。 その共通点は、 自然に逆らわず、 執着心を捨て、 重たいものを持たない、 ということ。 私も自然に閉じていけるよう正直に生きたい。
by potte-botte
| 2012-02-22 19:45
| Journal 日記
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